この程立てた事業計画は、自転車店に特化した顧客管理が出来るPOSレジ(Point Of Saleレジ)導入計画。「お客様のカスタム状況などスタッフ間で情報共有しても、これまではどうしても限界がありました。そこで、POSレジ導入により自転車車体番号からお客様の作業履歴等が確認できるように改善を図りました。これにより“今までにどのようなパーツを入れて何を施したのか“という細かなところまで、どのスタッフでも把握できるようになりましたので、より一層お客様に寄り添ったサービスやご提案が出来ます。今後は、お客様のニーズをピンポイントに絞り込んで、よりお客様に有益な情報を発信できればと考えています」。
遠藤さんにとってデータ管理の先にあるのは多店舗展開。「各店で異なるスタイルを打ち出し、データ共有と連携した在庫管理を行うことで、遠方のお客様の利便性向上に加えて、品揃えはじめその他お客様が当店で出来ることも一層広がる。ぜひやりたいんですよね」と力強く話してくれました。