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あしがら彩人記

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Forest Farm Production

高品質なスーパーフードを直輸入で販売

 健康志向の高まりや免疫力アップが注目される今、南米ペルーで収穫された高品質な“スーパーフード”を、農園から日本に直輸入しているのが、「Forest Farm Production」代表の岩田真由美さん。両国の魅力をつなぐ“懸け橋になりたい”」と、2020年に創業。“ビタミンCの王様”と呼ばれる【カムカム】や、疲労回復・滋養強壮などで知られる【マカ】、免疫力増強の伝統ハーブ【キャッツクロー】、ドーパミン育成に必要なアミノ酸が多く含まれるという【黒ムクナ豆】等を直輸入で販売しています。「黒ムクナ豆はペルーの医療分野で期待が寄せられている作物。日本でもその有効性が確かめられるよう、エビデンスを固めていきたいと思っています」と、有効性の検証についても積極的。
 中学生のころ途上国の発展に貢献できる青年海外協力隊に興味を持った岩田さん。実家が農家ということもあって進学した東京農業大学の国際農業開発学科在学中、第二外国語のスペイン語圏でもあるペルーの姉妹校に留学する機会を得、そこで熱帯農業を学びました。「日本の国土の約3.4倍もあるペルーは、太平洋沿いの海岸地帯・アンデス山脈が横たわる山岳地帯・そしてアマゾンのジャングル地帯があり、多様な気候を利用して様々な作物を栽培できる豊かな土地」とペルーでの農業の可能性を語ります。留学中にペルーの食文化や音楽などにもどっぷりはまり、なんと大学卒業後は、「ペルーの農村地域で生活向上支援に尽力する東京農大の卒業生、鈴木孝幸さんが経営する農場に就職」してしまったよう。この農場の鈴木さんは、ビタミンC含有量が豊富な在来植物“カムカム”ブームの火付け役であり、また、様々な作物や健康食品を製造して生活向上支援を行う第一人者とのことで、約4年半の在住期間、岩田さんはこの農場で日本で学んだ稲作の技術を伝えながら、自身も得るものが大きかったようです。

WEBを通して商品の魅力PR・販路開拓を

 そんな充実したペルーの生活で、日本で起業するきっかけになる出来事が。「農場で汗をかいて働き過ぎたせいか、体調を崩したことがありました。どうやら腎結石だったようです。そこで処方されたのが“石を砕く”という意味を持つ伝統的なハーブ。日本の医療と違い不安もありましたが無事改善でき、生活の様々なシーンでハーブが溶け込んでいるのを改めて実感しました。日本の技術を伝えることばかり考えていましたが、ペルー古来の植物や作物が持つ魅力を日本に伝えたいと思うようになったんです」と、岩田さん。
 その想いを胸に、働いていた農場からスーパーフードを直接仕入れる小売販売を開始。そんな創業直後、新型コロナ感染症拡大で対面販売が難しくなる事態に見舞われてしまいます。「取り扱うスーパーフードは、農薬や化学肥料、添加物をほとんど使わず、品質には絶対の自信があります。ですが、日本人にとってスーパーフードは馴染みがなく、手に取りにくいのが現状」。見よう見まねでネット販売をはじめたり、キッチンカー導入計画を練り上げたり、試行錯誤の日々。現在は、WEB販売計画に力を入れる決意をし、その取り組みに没頭する毎日。「対面でなくても興味を持っていただけるよう、品ぞろえを増やしてパッケージを改良し、商品説明のチラシを作成。健康食品通販サイトでの販売やSNSで商品情報などを発信しています」と意欲的です。

安定経営の先にあるのは、永続的なペルーへの恩返し

 ペルーの農村部に住む若者の多くは、義務教育期間で地理の授業が不十分なことも一因となり、ペルー全体が様々な耕作の可能性がある豊かな国土という認識が少なく、首都・リマに上京してしまうよう。そんな状況に、「貴重な恵みをいただいてきた恩返しとして、ペルー農村部の学校に永続的に地理の教材を届けて、利益の還元をしたい」と力強く想いを。さらに、「現在は個人向けの販売が中心ですが、卸売として取扱量を増やすことができれば、輸送費を抑え、単価を下げられます。そのためにも、展示会などに出展して大型企業などにもアピールしながら、企業体として安定した取り扱いができるよう法人化を目指していきたい」と。“両国の“懸け橋になりたい”…夢の実現に向けた販路拡大へ新たな挑戦が続きます。

【策定した事業計画】
WEB販売計画の改善計画

Forest Farm Production

住所:〒258-0019
神奈川県足柄上郡大井町金子1123-10
電話番号:070-2684-7235
創業:2020年
代表者:岩田真由美さん
http://forestfarmproduction.com/