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あしがら彩人記

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サンテニスガーデン

楽しみたい人も、強くなりたい人も。
プロが教える、アットホーム&本格的なテニススクール。

中井町の自然豊かなエリアのなかに隠れ家のように佇んでいる「サンテニスガーデン」。
プロテニスプレーヤーの榊原健一さんが運営するテニススクールです。
主なコースは、一般向け、小中学生向け、競技志向者向けの3種類。
それとは別に、グループレッスンやマンツーマンのプライベートレッスンも用意し、利用者さんのニーズに応えています。
プロ選手が教えるスクールというと、さぞストイックな雰囲気と思いきや、意外とアットホームなのだそう。
「確かに長く続けている方が多いので、中級から上級レベルの方が多くはなるんですが、そういった方はむしろテニスをすることや仲間で集まることをライフワークのように楽しまれているので。そのなかに自分がコーチとしている感じです」

「テニスでみんなの暮らしがよくなる手伝いができるなら、少しは恩返しができるんじゃないか」

もともとは秦野にあったテニススクールが母体。
榊原さん自身も小学生の頃からそこでテニスを学び、のちにプロとして羽ばたいていきました。
海外で榊原さんが活動していた間、スクールは今の場所へと移転。
しばらくは前オーナーが運営していましたが、帰国した榊原さんに、少しずつ事業承継のようなかたちで引き継ぎを進め、法人化した3年前からは完全に代替わりとなったそう。
利用者さんには以前のスクールから通い続けている人も多く、特に一般コースは10年、20年とやっているベテラン揃い。
なかには榊原さんが子供の頃から通っている人もいて、「最初は僕が相手してもらってたみたいな感じです」と笑います。

当初は自分がコーチになるイメージはなかったという榊原さんも、そうした方たちとの関わりを経ていくうちに、次第に〝恩返しをしたい〟ような気持ちが強くなっていったと話します。
「自分が頑張ってきたテニスで、みんなの生活や暮らしがよくなるようなお手伝いができるなら、少しは今まで応援してくれた恩返しができるんじゃないかなって」
けれど、経営や運営についてを勉強することなくはじめてしまったことで、悩みが生じることも多々ありました。
そこで、たくさんの先輩事業者に会い、商工会や法人会などに入ることなどで、榊原さんは学び、相談しながら、歩んできたといいます。

会員管理の効率化&キャッシュレス決済の導入。
サポートを受けながら〝みんなによりよいかたち〟へ。

その相談事のうち特に大きかったのが、運営システムや事務仕事の効率化についてでした。
なんとそれまでは、会員管理も予約管理もすべて手作業だったのだそう。
「それだと情報が抜けやすかったり、全てをやり切れないかも…という思いもあって」
特に事業スタート時は積極的に新しい人にも呼びかけていきたい時期。
その準備としても、一度環境を整理して少しでも効率化を図りたいと考えました。
そんなとき、足柄上商工会に教えてもらったのがデジタル化推進支援補助金事業。
榊原さんは同事業の活用を決意、まずiPadにテニス専用のソフトウェアを入れ、出席や月謝のやり取りに漏れが出ないように管理するところからはじめました。
また、あわせて決済手段としてキャッシュレスも導入。
今まで現金と銀行振り込みだけだった支払い方法に、クレジットカードやQRコード決済、交通系カードなども加わるようになったのです。
これには、「銀行に行かなくてよくなった」「支払った記録がデータで残る」「いつ払ったかがわかりやすくなった」と、利用者さんの反応も上々。
勿論、なかにはこれらの変化に戸惑う声もありますが、それも一歩踏み出さなければわからなかったこと。
「サポートを受けながらいろいろと試して、〝みんなによりよいかたち〟を模索していく機会を得られる。すごくありがたいです」

〝恩返し〟の向く先は、
地域へ、スポーツ全体へ。

基盤を整え、いよいよ軌道に乗ってきたスクール。
たまにとるアンケートでは、利用者さんから「楽しい」といった回答も多いといいます。
また、競技志向コースの生徒さんには大会などで結果を出す人も出てきたそう。
「少し力になれてるのかな、という感じはしてきてるところです」
こうした声を聞くときが、〝恩返しをしたい〟榊原さんの思いが満たされる瞬間なのかもしれません。
そして、これから榊原さんが目指していきたいと考えるのが、年齢性別経験問わず、様々な人が様々なジャンルのスポーツに触れ、その中で興味を持ったスポーツにもっと深く関わることができるような環境づくり。
実際に現在フランチャイズの幼児スポーツ教室で同様の活動をしていることもあって、「こういう存在が大人にも子供にもあったらいい」と思うようになったのだそう。
「それを仲間も集めて、チームを組んでやっていけたら。そして、通ってくれる人がこの中で自由に行き来して、新しい可能性を見つけられる場になったらいいなと思っています」
榊原さんの〝恩返し〟の向く先は、テニススクールという拠点を軸に、徐々に、地域へ、スポーツ全体へと広がりはじめています。

【策定した事業計画】
神奈川県中小企業デジタル化推進支援補助金事業計画、特定創業支援事業による計画策定等

《本記事は令和7年度伴走型小規模事業者支援推進事業により掲載しています。》

サンテニスガーデン

住所:〒259-0155
足柄上郡中井町松本1469-1
電話番号:0465-55-8259
代表者:榊原健一さん
HP:https://sun-tennis.jp/